院長挨拶

はじめまして。
岡村歯科医院の院長、岡村和則と申します。
当ホームページをご覧下さり、まずもって心より感謝申し上げます。
ここには、私の「歯科」「お口の健康」というものへの思いが詰め込んであります。
お時間の許す限り隅々までご覧いただけれは幸いです。
以下には、ご挨拶に代えて自己紹介をさせていただきます。
1958年生まれ、戌年の蟹座でB型です
生まれは土佐の高知、高校まで過ごしました。
幼い頃は(お恥ずかしい限りですが)ムシ歯でボロボロの、でも元気な子供でした。
私の記憶の中には、ムシ歯の痛みで幼稚園の柱にしがみつきながら泣き続け母親が迎えに来るのを待っている、といった光景がトラウマのように焼き付いています。ただ幸いな事に、本当に優しく暖かい歯医者さんが近所にいたので「歯医者恐怖症」にはならずに済みました。
子供の頃の趣味はプラモデルでした
高知の男子は90%野球少年です(笑)。私も当たり前のように草野球に明け暮れました。
ポジションは…バッティングピッチャーです。コントロール抜群、球筋も素直、でもスピードが全く足らない。私が投げると乱打戦で盛り上がるんです!
で、趣味はプラモデル。ちっちゃな部品をコツコツ組み上げるのって結構好きです。これで鍛えられたんでしょうね、
手先の器用さには自信ありますよぉ(笑
高校になると進路も決めなくっちゃ
私の父親はサラリーマンでした。また知りうる限り親族に医療従事者は一人もおりません。もう40年以上も前の事になりますから、なぜ歯医者になろうと決心したのか「決め手」が何だったのかどうしても…(笑)。でもやっぱり元々歯医者さんが嫌いじゃない、助けてもらってますから私の中では好イメージ、細かい仕事も苦にならない、こんな事だったんでしょう。もちろん学力の限界も…ね(忘れたいですが)。
ここは歯学者を育成するところだ
進学先は九州大学歯学部、博多です。入学初日、当時の学部長に言われた言葉、今でも忘れません。「ここは歯学者を養成するところだ。歯医者を作るところではない。なりたかったら勝手になるように。」親が歯医者をやってれば実感もあるだろうけど、当時の私には歯医者の実態なんてわかりませんから、 言わんとする事の半分もわからなかったでしょうが、それでも「なんかスゴい!さすが旧帝大!」とは感じました。でもまあその感動もせいぜい一週間、しばらくは受験からの開放感でハジケてました。
大学時代はバンドをやっていました
学生生活はやはり厳しいものでした。学部の科目は全て必修、一つも落とす事は許されません。落とせば即留年です。
ただし学生同士の競い合いもありませんから、みんなで一致団結、何としてでも合格するぞ!の合い言葉のもと、あらゆる手段(?)を講じて単位取得に励みました(もう時効)。趣味はマイコンとバンド。パソコンという言葉の無い時代です。1978年頃バイトで買った Apple II が最初の愛機でした。この一文に反応してしまった方は同類です(笑)。
バンドはフュージョン系でアルトサックスを演ってました。気分はディヴィッド サンボーン、正直に言います…下手でした。
就職先は岡山大学
卒後は縁あって岡山大学歯学部の歯周病学講座に。学生時代から「専門は歯周病学」と決めていました。科学を感じさせる数少ない分野だったから、これに尽きます。で、国家試験終了翌日博多
のアパートを払って岡山に到着、講座に挨拶に行ったその日、「おう、よう来た!」の一言でそのまま夜中の2時まで研究の手伝い!ここから始まった4年間の大学勤務生活は喩えるなら「お祭り騒ぎ」、ホントに濃密な日々でした。一日2食(12時と0時)で診療と研究に没頭する毎日。でも間違いなく「あの日々があって今の自分があります」。
品位と威厳
私の歯科医師としての今を形成して下さった恩人の座右の銘です。それはそのまま、私の想いでもあります。品位を保つ事、これは私のような凡人でも努力する事で出来ます。威厳を保つ事、これは一朝一夕でどうなるものでもありません。威厳という言葉を私なりに「言葉に重みが加わる事」と解釈しています。品位ある言動を積み重ねれば、やがては重みを持って受け取ってもらえるようになる(のかも知れない)と思っています。
M先生、これで合ってますか? いつまでもお元気で。また遊びに行きます!年に何回かは先生のご託宣を伺わないと私のエネルギーが切れます。
そして…現在
高知から博多、岡山、そして1988年から現在の地で歯科医院を開いております。妻と子供2人の4人家族、幸いにして健康に暮らしています。定期的にお口の中の清掃にお越しくださる患者様も安定的に増え続け、自分で自分のお口の健康を守ろうとされる私の大好きな患者様にお逢いできる楽しい診療の日々を過ごしています。これからは(現在は細々と行なっている)往診形態の「訪問口腔清掃」に力を注ごうと思っています。まだもうひと働き、今後とも岡村歯科医院をよろしくお願い致します。
え?今の趣味ですか?……プラモデルです(爆)